工房からの風、
無事に終えることができました。
今年の1番の目標であり、大きな挑戦だった工房からの風。
心を寄せてくださり、
応援をしてくださったみなさまの顔が浮かびます。
大きな台風の被害の後、
そして開催前夜に降った大雨。
何度も心が揺さぶられながらも、
無事に2日間を開催できたこと。
なんて尊いことなのだろう。
1日目の展示風景。
開催前に降った雨のため、
テントの中でのぎゅっとした展示。
バッグのご試着などご不便をおかけしましたが、
傘をささずにご覧いただけたことが何より。
足元の悪い中、
朝から駆けつけてくださる方々は、
やはり工房からの風ファンの方々!
ブログ全部読みましたよ~!
パンフレットの写真で気になってて、、
毎年楽しみに来ているの!
そんなお話が次から次へと。
楽しくってついつい長話してしまう私。
少しわけていただいたお庭のお花はガラスの花瓶へ。
うちの庭からもってきたマルバシャリンバイの実をいれたミルクピッチャーは
工房からの風への応募をすすめてくださった、
大恩人の陶芸作家さんのもの。
いつものもの と ここのもの
うまく調和しているような気がして1人嬉しくなっていました。
2日目は、曇り空から晴れ間がのぞくときもあり、
展示をうんと広やかに。
朝準備をしていると、通りかかった風人さんが
もっと広げていいよ~!と。
外に出したら、革のものたちもきらきら輝いているよう。
この展示台には私の好きなものたちがいっしょに並んでいました。
左から、
森谷和輝さんの一輪挿し、
前日に娘がつくったアトリエ倭さんの「風の刻」の砂時計、
風人の大野七実さんの器、
陶芸作家の京野さんのミルクピッチャー。
みなさん、工房からの風にゆかりのある方、
そして私が尊敬している方々でもあります。
いっしょに見守ってもらえてるみたいで嬉しかった。
てんこ盛りの作業台。
工房の雰囲気を少しでもお伝えしたくて、
いつも作業で使う道具や、そこからうまれてくるかけらたちを展示。
興味深く見てくださる方も多く、
これは何に使うの?と
ご質問もよくいただきました。
素材の学校のキッズツアーにも立ち寄っていただきました。
子どもたちが声をそろえて「素材は何ですか?」と
質問をなげかけてくれる姿に胸がきゅうっとなり、
目をきらきら、真剣な表情で耳を傾けてくれる姿に、
嬉しくなりました。
いっしょに回ってくださっていた保護者の方も
熱心に耳を傾けてくださっていたことが、
私にはとても印象的でした。
キッズツアーだけど子どもだけじゃない。
キッズツアーの拡がりを感じることができた場面でした。
終わりがけには、実演も少しやらせていただきました。
コインケースのフタを吊り込み、丸みをだしていく工程。
熱心に見てくださる方、
質問をしてくださる方、
にこやかに微笑みながら見守ってくださる方。
こんなにも真剣に見てくださるなんて、、!
嬉しくて嬉しくて胸がいっぱいでした。
私の好きなこと、
伝えたいと思ってること、
それを真正面から受け止めてくれる温かさ。
これが工房からの風。
なんて温かい場所なのだろう。
今回で17回目。
それだけの時と人と想いが、
この場所に積み重なって熟成されてきたこと。
その豊かさを、たしかに感じとることができた尊い2日間。
この場所に立たせてもらえたこと、
私の財産となる貴重な経験をさせていただきました。
いつも全力で応援してくださったスタッフのみなさま、
惜しみなく支えてくださった風人のみなさま、
そして足を運んでくださったり心を寄せてくださったみなさま、
かけがえのない時間を共に過ごせたこと、
心より感謝しています。
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